人生で一度は見てみたい絶景(流氷編)

こんにちは、Sky View LOUNGEです。先日網走まで流氷を見に行ってきました。

「冬のオホーツクの代名詞」とも言える流氷。

冬の網走に観光目的で来る人は9割型この流氷を見にいきます。そのぐらい網走の流氷は有名です。

私は今回飛行機で網走に向かいましたが、搭乗口付近や機内で流氷の話をしている人をたくさんみかけました(笑)

ご覧の皆さんにも人生で一度は見てみたい絶景はあるかと思います。

私もこの流氷は「人生で一度は見てみたい絶景」の1つでありましたし、夢が実現できてとても嬉しく思っています。

今回は絶景の中でも流氷 特に

流氷とは何か?

これから流氷を見にいきたいと思っている

流氷を見にいきたいが、どこで見れるのか

流氷を見るためにはどうしたらいいか

このような思いをお持ちの方に少しでも役に立てれば嬉しいです。

流氷とは

そもそも流氷とは何か?

・名前の通り海面上を「流れてくる氷」のこと

・海に浮かび漂流している氷のこと

なぜオホーツク海で流氷が見れるのか?

・オホーツク海の海水上層部は塩分濃度が薄いため凍りやすい。

・ロシアと中国の国境付近を流れるアムール川(中国では「黒河」)の流れ着く先がオホーツク海。

・アムール川の淡水がオホーツク海上層部に溜まり、海面が凍りやすくなる。

・オホーツク海は大陸棚が発達していて海面が浅いため小さな湖みたいな構造である。千島列島を挟んで太平洋は水深約3,000m近くあるのに対してオホーツク海は約800mしかない。

・シベリアからの寒い北風に乗って漂流してくる。

このようにホーツク海は特殊な地帯であるため、北緯50度付近でも見ることができるのです。

世界的に見てもこの緯度で流氷が見られるのは珍しく、流氷発生の南限地とも言われています。

必ず見れるとは限らない

上で説明した通り、オホーツク海は特殊な地帯であるため流氷が見ることができます。

しかし流氷は毎年且つ毎日見れるものではありません。あくまでもこれらは全て自然現象です。

様々な自然現象が絡み合って初めて流氷ができ、日本に漂流してきて見ることができるのです。

また、流氷が漂流してきていても猛吹雪の日であったり、高波の日であったりとその日の気象条件によって砕氷船が出航できなかったりします。

私の職場の先輩は網走に足を運んではいるものの、未だに見れていないそうです。

どこで見れるのか

日本で流氷が見れる場所はオホーツク海です。

オホーツク海に接している市町村の中でも紋別市網走市羅臼町(知床) は特に有名です。

この3ヶ所なら例年1月下旬〜3月中旬頃まで見れます。

※上で説明した通り、あくまでも自然現象ですので毎年見れるとは限りませんし、その年によって見れる時期がずれたります。

網走

今回私は網走のオーロラ号に乗船して流氷を見てきました。

網走の長所はなんと言ってもアクセスの良さです。

網走駅からバス、タクシーで10分。

女満別空港からも時間帯によっては直通バスもあるので、飛行機から降りて直ぐに向かうこともできます。

またホームページには随時運行状況が更新されているため、行く前に流氷の状況を確認することができます。

紋別

紋別では同じく砕氷船のガリンコ号が運行されています。

網走のオーロラ号との違いはガリンコ号の船首です。船体下に見えいているのがガリンコ号の最大の特徴であるドリル(スクリュー)です。

船首に付いているスクリューを使用して流氷を砕き前進するため、船のデッキでは砕かれたばかりの氷の塊が間近で見ることができ大迫力です。

また乗船場近くにはオホーツク海を一望できたり海底を見ることができる「オホーツクタワー」

アザラシと触れ合える「アザラシシーパラダイス」隣接されています。

1度で2度、3度と楽しみたい方はこちらがオススメです。

羅臼町(知床)

知床ではクルーズだけではなく

流氷ウォーク

流氷カヤック

流氷ダイビング

バードウォッチング

などアクティビティーが満載です。運がよければ野生のアザラシなどを間近で見ることができ、網走、紋別とは一味違った流氷体験をすることができます。

流氷を見るだけでは物足りない人、より自然な体験をしたい人は知床がオススメです。

まとめ

本来ならもっと緯度の高い場所に行かないと見れない流氷ですが、オホーツク海が特殊な地帯であるために日本でも流氷が見ることが可能です。

もちろん自然現象であるため毎年見れるとはかぎりませんが、こんな美しい絶景を国内で見れる日本人は得をしていると言っても過言ではないと思います。

しかし温暖化現象のせいなのか、オホーツク沿岸の平均気温は百年前より〇・六度上昇し、流氷勢力は40%減少していることが分かりました。

このまま行くと日本で流氷を見れる機会が減っていく可能性もあります。

ご覧の皆さんも見れる機会があるうちに自然が生み出した素晴らしい絶景を見にいくのはどうでしょうか?

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